概要
名称  まちの縁側大楽2005
日程  2005年4月23日、5月2日、5月7日、5月29日、7月16日
場所  愛・地球博 瀬戸会場 市民パビリオン
内容 

目的 
<縁>の文化につつまれた人間らしい生活と環境を回復・再創造する可能性を考える


 チラシ


 参考
安弘思遊記に全5回の感想・まとめのページがあります。

    → 安弘思遊記

地域社会の知恵としての<縁>の文化
 ―モノの過剰と固い制度が、<縁>の文化を破壊している傾向が強まっている今日、新しい状況の中で、コミュニティの知恵としての<縁>の文化につつまれた人間らしい生活と環境を回復・再創造する可能性を考えたい

第1回 お年寄りが安心して機嫌よう暮らせるまちがいいな―イタリアの「まちの縁側」・日本の「まちの縁側」

日時:4月23日(土) 14:00-16:00
講師:乾亨(立命館大学産業社会学部教授、2003.9-2004.8ボローニャ大学客員研究員)

講師略歴:
1953年、博多生まれ。京都大学建築学科で延藤安弘氏に師事。大学院修了後、設計事務所勤務中にコーポラティブ住宅ユーコートづくりの運動に深くかかわり「住民参加の計画」に目覚める。その後、熊本大学大学院博士課程を経て、1995年から立命館大学教員。

 イタリアには、高齢者自身によって運営される「Centro Sociale di Anziani(高齢者社会センター)」という、魅力的な高齢者の居場所(縁側)がある。そしてわが国にも、コミュニティの力で、高齢者が安心して暮らすための居場所をつくりだしているまちがある。イタリアのボローニャ、そして日本の京都や神戸で見つけた高齢者の居場所づくりの活動を幻灯で紹介しながら、高齢者が(そして誰もが)機嫌よく暮らせる居場所づくりのための市民や地域コミュニティの役割について考える。


第2回 みんなが安心して住めるまち育て―災害に備えての外国人への配慮

日時:5月2日(月) 10:30-12:30
講師:一色将行(鈴鹿国際大学大学院国際学研究科長)
南部美智代(まちの縁側育くみ隊顧問、鈴鹿防災まちづくりネットワーク代表)
コスティック・ステファン(鈴鹿国際大学教授)

講師略歴:
一色将行 86年サセックス大学大学院社会学研究科修了、現在、鈴鹿国際大学大学院国際学研究科長<写真左>
南部美智代 鈴鹿防災まちづくりネットワーク代表。国内外の震災・災害コーディネーター
コスティック・ステファン ウクライナ生まれ、鈴鹿国際大学教授

 今、会場で災害がおきたと想定します。さて皆で出来る事を考えましょう。(1)外国の人を対象に何が必要で出来る事は(2)右往左往する人をうまく誘導する秘訣はないか(3)帰れなくなった外国人へのサポートとは(4)英語の話せない人たちへの誘導は(5)会場係り以外のひとで協力できることとは。など会場で参加してくれた人たちの知恵をかりてワークショップを行なう。


第3回 日本とフランスの<間>の比較―内と外をめぐる文化の違い

日時:5月7日(土) 12:30-14:30
講師:オギュスタン・ベルク(フランス国立社会科学高等研究院教授)

講師略歴:
1942年生まれ。パリ大学で地理学第三課程博士号および文学博士号(国家博士号)を取得。東北大学理学部(地理学)を客員研究員、北海道大学講師などを経て、1984年から88年まで東京日仏会館学長。現在、フランス国立社会科学高等研究院教授。風土学の視野を開拓し、画期的な独自の理論を構築するとともに、フランス日本学に新次元をもたらした第一人者。

フランス料理は、アペリチフから始まりデザートまで線的な展開をする。日本料理は、テーブルの上に最初から食事の全ての要素が並べられ、食べ方は自分の好きなように食べる順序を決めていく面的な展開をする。点・線の連続を重視するフランスの時空間とは対称的に、日本は面・縁の文脈的親近性を重要視する時空間のイメージを特徴とする。これからの日本は、内と外の間の縁、異なるものの出会いの縁の文化に誇りと自覚をもって進むとよい。


第4回 世界と日本の子どもと水環境―親和的つながりの回復・創造

日時:5月29日(土) 10:00-12:00
講師:嘉田由紀子(京都精華大学教授・社会学)

講師略歴:
京都精華大学教授(環境社会学、環境人類学)、琵琶湖博物館研究顧問。1950年生まれ。京都大学大学院、ウィスコンシン大学大学院修了。農学博士。文化人類学の手法で琵琶湖汚染対策へのアプローチを進め、1980年代中頃より博物館の企画、開館にこぎつける。アフリカ、アメリカなど世界各地の水辺の比較研究を進める。日本水フォーラム副代表、環境社会学会会長。

子どもはもともと水や水の中の生き物が好きだ。水と[縁]がふかいといえるかもしれない。しかし、上水道や下水道の普及、河川改修などで、日本では、子どもと水の縁は次第に[遠く]なっている。一方、アジア・アフリカの多くの国では、水汲みや魚とりなどで、子どもたちは大活躍だ。これを[貧しく][悲惨な児童労働]ととらえるのか?パズルのような難しい問題を、皆さんといっしょに考える。


第5回 地域に埋もれている合意形成の知恵―コミュニティ・ウィズダムの再発見

日時:7月16日(土) 10:30-12:30
講師:桑子敏雄(東京工業大学教授・哲学)

講師略歴:
環境・生命・情報などの問題に関わる価値の対立、争論、紛争を分析し、合意形成プロセスの理論的基礎を明らかにするとともに、実践的に応用するための手法を開発しています。

日本の文化は、限りある土地と資源をどうやりくりし、また、洪水や干ばつ、台風や地震など、災害リスクをみんながどう負担するかという問題と格闘するなかで形成されたものです。その歴史は、分配の不公平から生じる利害の対立と紛争の繰り返しでした。しかし、同時に、日本の文化には、そのような利害の対立や紛争を解決するすぐれた知恵が隠れています。そこで、みんなが生き残るための合意形成の知恵の掘り起こしを行なう。

 概要
名称  まちの縁側大楽 / まち育てコーディネーター(エンギニア)養成塾
日程  2004年6月27日(日)、7月9日(金)、8月6日(金)、9月10日(金)、9月23日(木/祝)、10月8日(金)、11月12日(金)、12月10日(金)、2005年1月14日(金)、2月11日(金)、3月11日(金)
場所  橦木倶楽部、つながれっとNAGOYA、NPO交流プラザ
内容 

目的 
地域で活動したい人たちに対し、各地域で活動している実践家(エンギニア)を講師に向かえ、共に学びあうことを目的としている。


 チラシ







 縁側はどこへいってしまったのでしょうか。家にも人の心にも壁ができて「ココロの縁側」が見えなくなっています。この壁を何とか取り除くことができれば、まち育て・まちづくりはうまくいくのです。
 まちの縁側大楽 / まち育てコーディネーター(エンギニア)養成塾は「いっしょやろまいか」センス・アップとヒト・モノ・コトの間のコミュニケーション・スキルに磨きをかけ、市民・行政・NPOの間に「ココロの縁側」を回復・再創造することをねらいとしています。
 テーマ毎に理念と現場を自由自在に往き来できる、ライブ感覚にあふれる「語り部」「プレーヤー」が登場します。生(ナマ)の「エンギニア」の談論風発を楽しみつつ市民、行政、NPO、学生・・・いろいろな参加者自らが「エンギニア」に身を乗り出して、ご一緒に人もまちも育くむ「エンギニア」を目指しましょう。
 

開講記念ライブ・トーク 学校を基地にお父さんのまちづくり―元気コミュニティ

日時:6月27日(日) 13:30-16:00
講師:岸裕司(秋津コミュニティ顧問&学校と地域の融合研究会副会長)


第1回 まちの良さをふりかえると未来が見えてくる−地域資源と人間力を生かす

日時:7月9日(金) 18:00-21:00
講師:延藤安弘(NPO法人まちの縁側育くみ隊代表理事)

内容:
町は劇場!地域のタカラと人間のチカラの出会い。その楽しさに満ちあふれた活動から、次から次へと偶発的出来事が生まれる〈縁起ニア〉の発想と術を手のうちにします。1回目は、自己紹介ゲームも。


第2回 共感するココロを育くむ−自己と他者の相互応答・わかりあう関係づくり

日時:8月6日(金) 18:30-21:00
講師:戸枝陽基(NPOふわり代表理事)

内容:
他者を知る為には、自分がわからないと始まらない。お互いに自己があってぶつかり合わないと関係づくりは出来ない。ホームヘルパー講座にて戸枝陽基今一度、自分にむき合ってみたいと思いました。そして、どんなふうにぶつかるのか、ぶつかり方、気付き方へのヒントを掴みたいと思います。


第3回 住民の想像力で災害に備える−ワークショップ・DIG(Disaster Imagination Game)のこころみ

日時:9月10日(金) 18:30-21:00
講師:南部美智代(NPOまちの縁側育くみ隊顧問)

内容:
「自分の身は自分で守る」わかっているはずなのに、どうしたらいいのかわからない。でも毎日報道で防災等の文字を見つけると、人ごとではないと思う。とにかくやってみやへんですか。DIG(災害図上訓練)を通して、気がつけば街づくりになっている、とそんな気楽さですよ。


第4回 女性のしごとづくりとくらしづくり−編集力と人間力を育くむ

日時:9月23日(木/祝) 13:30-17:00
講師:森まゆみ(作家、谷根千工房主宰)

内容:
読みたい雑誌がなければつくる。女の仕事がなければ地域につくる。それも行政の支援を受けることなく、広告取りから配達集金まで、わずらわしい雑用90%の仕事を仕切ってこそ、ヒモつきでない誇りをもった地域ジャーナリズムが生れる。子どもは町に放牧せよ。


第5回 ソフト付きハードの開発と管理−公共空間を市民の親密な交流の場所に育くむ

日時:10月8日(金) 18:30-21:00
講師:星野博(三八屋主宰)森登、坪井俊和(NPOまちの縁側育くみ隊理事)

内容:
パブリックなスペースをカタチに押し込めず、どう活用するかの道筋をつけて開放することは、ハードのソフトつき永遠開発だ。その地から広がるココロザシの地脈は、志民の様々な活動と、しなやかに織り成されていく。


第6回 世代をこえた交流によるゆるやかなコミュニティづくり−合意形成のプロセスデザイン

日時:11月12日(金) 18:30-21:00
講師:延藤安弘(NPO法人まちの縁側育くみ隊代表理事)

内容:
とげとげした対立から、ひとりひとりが自由な意見を出しあいながら、開かれた円い対話の世界に赴く〈円戯ニア〉のセンスを、コーポラティブ住宅づくりや多様なまち育ての現場から反すうしてみました。


第7回 水平関係で応答するココロ−みんなが主役、みんながリーダー

日時:12月10日(金) 18:30-21:00
講師:新谷千晶(NPOあいネット代表)

内容:
私たちは△ピラミッドに成り安い体質があります。△に成るか△に成るか、一旦形になってしまうと、それなりの居心地に落ち着いてしまいがちですが、△では可能性に限界があります。みんなが手を結んで繋がるになればいろんなテーマを含むまち育てがぐっと身近に!


第8回 高齢者と子どもが元気を交換する居場所づくり−ワギリをこえてツナガリのデザイン

日時:1月14日(金) 18:30-21:00
講師:吉田一平(愛知たいようの杜)

内容:
場所は長久手町内、雑木林を縫うように建てられた施設を訪れてみた。ケアハウス、幼稚園、託児処などの複合施設。全体に貫かれているのは「時間に追われないよう」という願いだ。ファッションとしてのスローライフからは大きく一線を画した生信のあり方、さまざまな尺度が混在し、どこにでも人の居場所がある施設。「無駄」もまたポジティブにとらえようとする人々が運営する施設。その名を「ゴジカラ村」と言う。


第9回 タンケン・ハッケン・ホットケン−地域を学び舎にするまち育て表現学習

日時:2月11日(金) 18:30-21:00
講師:寺本潔(愛知教育大学教授)

内容:
地域は一見するとありふれた街にすぎないようですが、ちょっと違った眼で眺めたり、丁寧に街歩きを楽しんでみたり、人と顔見知りになったりすれば、学び舎へと変身していきます。「まち育て」の考え方を育んでくれる地域との出会い方について考えてみましょう。


第10回 塾生の発表・批評・交流「こんな"エンギニア"になりたいナ」−「まち育てエンギニア」認定書わたし

日時:2月11日(金) 18:30-21:00
講師:延藤安弘(NPO法人まちの縁側育くみ隊代表理事

小グループ毎に、塾活動の成果を発表しあいます。こんな〈縁起ニア〉、あんな〈演技ニア〉などなど、これからの各地域の実践への希望と己の実現のための抱負を語りあい、評価しあい、方向感を分かちあいましょう。

プロジェクト
東区文化のみち創造
ENGAWA design
公共施設活用支援
子どもまち学習支援
まち育て支援
まちの縁側学習・交流
まちの縁側フォーラム
指定管理者制度学習会
まちの縁側大楽
まちの縁側大楽−私からはじまるまち育て
チャレンジドハートプロジェクト
地域共生のいえづくり講演会
 ジネンカフェ
 博久塾
 都市センターワークショップコーディネート
調査研究・提言
イベント参加

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